パニック障害になって、病気になる前となったあとでは自分の気持ちに変化がありました。
病気になる前は自分の気持ちが見えず、毎日、ただただ子育てと家事と仕事に追われて無我夢中でした。
病気になってから「なぜ自分はこの病気になったのか」原因を探るため、自分に向き合わなければならなくなりました。
過去にさかのぼり、「あの時は、きっとこんな思いや気持ちだったのだなー」とかわかるようになりました。そしてまわりの人に全員に病気を告白したわけではなかったけれど、病気を自分の近しい人たちに伝えると、本当に親身になって心配してくれて、思いやる行動をとってくれる人がたくさんいました。本当にありがたく、それは一番心の支えになりました。
しかしその一方で、心の折れる発言をしてくる人がいたのも事実です。
その人は「働きたくないと思っているから、そんな病気になるんだ」とかいろいろ言ってきました。私はなぜそんなひどいことが言えるのか理解に苦しみましたが、世の中には人の気持ちがわからない、理解しようとしない人というのが一定数いるのも事実。とても悲しかったけど、その人とは距離を置くことにしました。病気になる前にも「？」な行動が多かった人ではありましたが、自分が病気になって真実がクリアに見えてくるものですね。
パニック障害って一見すると他人からは元気に普通に見えて病気に見えないんですよね。だから「元気そう」って思われて、辛さはなかなか他人にはわかってもらえないんですよね。
私が病気になって、夫や子供にはだいぶ迷惑をかけてしまいましたが、一番の理解者であり、支えになってくれています。家族には本当に感謝しています。
病気にはなりたくはなかったけど、病気になってからの方が、自分のまわりの人間性が一番わかると思います。（笑）自分のダメな部分もかなりはっきりとわかるようになりましたが（汗）
本当は病気になる前に、きちんと自分を分析できたり、ストレス発散したりできていたら、こんなことにはなっていなかったでしょうね。
今現在は、毎日、感謝の気持ちと丁寧に日々を送るようになりました。
それが一番変化したところです。
病気になってよかった点ですね。
それでは、また。
お読みいただきましてありがとうございました。
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