パニック障害の病気がひどくなり、会社を辞めることになる前から、
振り返れば、なんとなく体調が悪いな、、、という日が、ほぼ2年間に渡りずっとつづいていたと思う。
これは、本当にひどくなってからあとになって思えばそうだったな、と今は思えるが、ちょっとくらい体調が悪くても平気だ、まだ頑張れると、こんなので会社を休むなんて言えるわけない、などなど、自分は、まだまだ頑張れるとずっと思っていた。
今思えばこの体調の悪い時に、やれるべきことはあったと思う。
体調がずっと悪いのは体が悲鳴を上げたサインだ。私はそれを完全に見逃した。
主な症状は、めまい、微熱、倦怠感、やる気が出ない、感情の起伏、睡眠障害などだった。
めまいがあっても、微熱があっても、人間なんとか頑張れちゃうのだ。仕事もできる。
そしてその2年間、内科の病院をはしごして、検査を繰り返すが何も見つからず。
体調悪い原因は何もわからず。検査した病院では「きっとストレスですね。よく睡眠をとってください」と言われるだけだった。
その時の自分に今なら言ってあげたいよ。「少し休みなさい。無理をしないで」と。
そして2年ほど体調を崩していた私は、とうとう倒れた。
1か月間、ほとんど何もできない、寝ているだけ。食欲もない。1か月で7kg痩せた。
眠れない。抑うつ状態。なぜか涙がポロポロこぼれる。パニックの症状が何度もでるようになった。会社にも行けなくなった。何もできなくなった。息子は受験生だったのに何も手助けできなかった(涙)。家族にも迷惑をかけた。
両親がまだ元気なので、実家に1人で帰ることにして、療養させてもらった。
少しずつ元気を取り戻すまで、かなり時間がかかった。
ここまでになると体と心の復帰はかなり厳しくなってくると思う。
あれから2年以上経過したが、まだ仕事の復帰はできそうにない。
やっぱり、ここまでひどくなる前に、2年間も体調が悪くなっている間に
できることがあったのではないか、と心底、後悔の念。(ToT)
このブログを読んでいる方で、なんの原因もないのに体調が毎日なんとなく悪いなぁ、と思っている人がいたら、ぜひ気をつけて欲しい。今一度、体調の悪い原因は何か探ってほしいと思います。そして、毎日の食事はちゃんと栄養がとれているか、眠れているか、ストレスは発散できているか、運動不足ではないか、をチェックして欲しいです。なんとなく具合わるいかな、くらいだったらまだ修正可能です。
毎日の生活習慣を見直すだけでかなり変わると思います。
私みたいに働けなくなるまで具合が悪くなると、なかなか治すのに時間が
かかってしまいます。そんな人が1人でも減りますように・・・。
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