パニック症になって一番辛かったこと
パニック症になって一番辛かったことは、
自分の意思では、何もどうにもできないことだ。
自分でコントロールが効かないということは私にとって本当に辛いことだった。
今までは、自分の意思で頑張れば、仕事で結果を出したりできた。
つらいときも自分を鼓舞すれば、いろんなことをがんばったりすることもできた。
でも、パニック症になったら、自分の意志では頑張れなくなった。
自分の意思に反して発作はやってくるし、体調が悪い日もどうしようもない。
なんか悔しくて涙が出る。自分ではどうにもならないのだ。
そしてさらに辛いのが、これがいつまで続くのか、治るのかさえもわからないことだ。
終わりが見えないこと。
これがもし骨折なら「2ヵ月で骨くっつきますよ」って医者から言われたら、2ヵ月は我慢できる。
でもパニック症やうつ病は明日すぐ治るわけじゃないのだ。
半年後のことも見えてこない。
自分はなりたくてなったわけでもないのに、こんなものに振り回されて
毎日毎日ぐるぐる考えてイヤになるのだ。
「そんなの考え方を変えなきゃ、治らないよ」なんて言う人もいるかもしれない。
認知の歪み、だっけ?
でも考え方ってそんなに変わらないよね。
性格も昔っから、ほぼほぼ変わらない。
高校生くらいから、性格なんて変わってないんじゃないか?って思う(笑)
私はパニック症になって丸2年が過ぎた。
少しは症状に慣れてきてやり過ごしたり、できるようになってきてはいる。
先の見えない不安はやっぱりある。
でも毎日、前向きじゃなくてもいいよね、って思うのだ。
コメント