予期不安 対処方法[#004]

予期不安 対処方法

予期不安とは、パニック発作を一度経験したあと、あの恐ろしい発作がまた起きるのではないか、という まだ起きてもいないのに先に不安が生じることです。

発作を繰り返すたびに、また発作がおきるんじゃないか、

とさらに不安になり、それが症状をさらに悪化させてしまうと思います。

私も「予期不安」ありました。

私は幸いパニックの発作が出るのが、ほとんどが家の中でしたので

外にでるのが怖いとか特別、感じた事はあまりありませんでした。

ただ、外で苦手だった場所が、スーパー(特にレジに並んでいるとき)、美容院、病院の待ち時間などで、動悸が少ししたり、そわそわ、ザワザワしたりはありました。

発作までにはならなかったのですが、「もっと症状がひどくなったらどうしよう」とかザワザワしているのを人に悟られないようにしよう、とか考えていました。

その時にやっていた対処方法ですが、

  • 発作が起きそうなとき、全然違うことを考えて気をそらす    (これ、結構むずかしいですよね)
  • 発作が起きても死ぬことはない、と改めて心に思う
  • 発作が起きても、少しの時間休んでいればいいじゃん、と気楽に思う

特に上記2点はいつも思っていました。

なかば、あきらめの境地(笑)

パニック症は死ぬ病気ではないし、一定の時間が過ぎれば

症状はおさまることは知っています。知っているのに

怖い、不安だという気持ちがやっかいなのですが、

あらためて、症状がでても死なないよ、って自分に言ってあげてください。

症状がでても、その場で休めばいい、と思うことに無理やりしました。

あとは「大丈夫、大丈夫」を繰り返し言います。

「だいじょうぶ」って本当、魔法の言葉です。

言葉って大事ですよね。めまいに毎日悩まされていたときも

「めまいに負けない」と自分で繰り返し言葉に出して言っていました。

そうすると本当に「大丈夫」になったりするものです。

その繰り返しが小さな自分の自信になっていきました。

 

パニックになると外にでるのが怖くなり、出不精になる

のですが、散歩でもいい、5分でもいいから太陽の日に当たるのが

大事だと思っています。だから頑張って出かけられそうな

ときは外に出てみることをおすすめします。

 

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