会社を求職し、心療内科へいく[#002]

会社を求職し、心療内科へいく[#002]

会社を早退して、家に帰って熱を測ると37.1℃ありました。

「熱もあるし風邪でもひいたかな?」 そのときは2~3日寝ていれば回復

するだろうと、思っていました。しかし、何日たっても

体は回復せず、そこから、食欲はほとんどなくなり、ベッドから

起き上がれず、毎日だるさとやる気のなさ、眠れない、そして

何にもないのに涙がぽろぽろ出てくるようになりました。

この症状、よくネットでみる「うつ状態」ではないか?と。

喉の違和感だけは、すごく苦しかったので、いつもの内科へ

相談しに行ったところ「半夏厚朴湯」(ハンゲコウボクトウ)

という漢方を2週間分、処方していただきました。

漢方はすぐには効かないので、ちっとも改善されなかったが。(涙)

この時点で2週間、会社を休んでいたのですが、ゴールデンウィークも

近いし、会社と相談してゴールデンウィーク明けまで休むことになりました。

 

2週間後にまた内科へいき、症状が全然改善しないと伝えると

「心療内科へ行ってみてはどうか?」と内科の先生から提案されたので、

一番家から近くて通えそうな場所をネットから選び、心療内科へ初診の予約をいれました。

 

心療内科に自分から予約をして「眠れないです」「食欲ないです」「やる気2週間以上ありません」「勝手に涙がぽろぽろこぼれます」って自己申告したら、もうそれは「うつ病です」って確定するんですよね(笑)

私も確定されたんです。病名は「軽うつ病」または「自律神経失調症」

このときもパニック症なんて言葉はでていません。

でも自分は認めたくない。

「2週間前まで普通に働いていたし、喉の違和感あるけど、めまいもずーっとあるけど、うつ病じゃないし!」って。

なぜなら「死にたいな」って気持ちが一度も湧き上がってこなかったからです。

うつ病の人は、体の不快症状のほかに、「死にたい」って気持ちがあるものだと。

自分はそう思っていました。

私の場合、食欲なくて眠れなくなっても「死にたいな」って思ったことは

今日までも一度もありません。

そして、仕事も大好きだったし、仕事の環境は良かったので

(基本、働くのが好きです)

何が原因でこんなことになったのか、さっぱりです。(原因はこのあと自分と向き合い、きちんと考えました。また別の機会にお話ししますね)

たしかに会社を早退したときは「軽いうつ状態」だったかも

しれないです。けど1か月くらいしたらそれも回復してきたので

「うつ病」とはちょっと違うかな?と、自分では思っています。

 

その後ですが、パニックの症状を何度も起こすようになりました。

ほとんどが過呼吸です。胸もざわざわします。

うつ状態みたいなのはなくなりましたが、パニック症状を

たびたび起こすので、もうどうにもならない。

この時期に自分は「パニック症」なんだと、初めて自覚できたかと

思っています。

 

心療内科に相談すると、薬の服用の提案をされます。

みなさんご存じの精神科の「薬漬け・・・」

これ、イメージしますよねぇ。

 

実は、私は自己流ですが薬の勉強をしたり、薬の成分を

調べたりするのが好きな「薬マニア」だったので

一般の方より薬の知識は最初からありました。

なので精神科で出される薬の選択は、医者がというより

自分でした感じになります。

これは、ほかの方の場合、初めて診療内科へ行き、出された薬を

何も知らずに飲む、という事態になってしまうのですが、

私の場合はそれを避けることができました。

 

結局、私が選択した薬は「メイラックス0.5mg」1日1回1錠

(メイラックスは1錠1.0mgなので半錠にしていました)

相変わらず、喉の違和感は続いていましたので

漢方の「半夏厚朴湯」。薬はこの2種だけです。

メイラックスは、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬なので

あまり長い期間 飲むことは推奨されていませんが、

今自分の症状に一番合う選択だったと思っています。

 

そして、ゴールデンウイークが終わっても、

体調は戻らず、会社は「5月中は休んでいいから」と

言ってくれたのですが、自分の中では「もう仕事に復帰することはできないかもしれない、、、」と思っていました・・・。

 

★次回は、また続きを書いていきます。

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