私がパニックの発作や身体の不調が続き、心療内科に初めて行ってから
本格的に治療・療養をし始めて、2年6ヶ月がたちました。
そして現在も進行形で治療中です。
パニック障害の完治はよく早くて半年〜1年、長い人で2年以上かかる、なんて
一般的には言われていますが、私の場合、軽く2年は超えてしまい、「半年や1年そこらで良くなるわけないじゃん!!」って声を大にして言いたいです(笑)
たしかに、お薬を飲めば発作自体はなくなるかもしれません。
それはお薬で発作をおさえている状態なだけで、根本的なことは治っていない気がします。
そして身体の不調はなかなかよくならないのが事実だと思います。
いったんバランスを崩した身体と脳は、なかなか前のようには戻らないです。
実際、パニック障害で療養中の知り合いの方がいたのですが、
5年半以上、治療、療養をして仕事に復帰された方がいます。
そのくらいが現実なのかな、と。 5年半は早い方かもしれません。
私の場合、治療を始めた2年半前と比べるともちろん、今の体調は、現在とても良いです。ですが、劇的に良くなったわけではなく、ゆっくりと静かにおだやかに少しずつ少しずつ良くなっていった感じで、「治ったーー!良くなったぜぃ!」って感覚が今でもあんまりないのが事実です。
2年も年を重ねて加齢していますし。(汗)
年々、身体は若い頃のようには動かなくなりますし。(汗)
最初の治療1年目なんて「本当に良くなる日がくるのだろうか?」と毎日思うほど
体調は悪かった気がします。
もちろん今も「治る、完治できるか」とかそういった未来のことはわからないし、
治らないかもしれません。
治る、治らない、にこだわるのではなく、きのうより今日、1年前より今年の方がよくなっている、という実感が大事かと自分では思っています。
人によって環境は様々で、無理をして仕事を続けてなければいけない方や、相談できる人がいない方、自分の病気を誰にも理解してもらえない方など、状況や環境によってかなり変わってくるのも事実。
パニックになった原因も様々ですし、いろんな人がいます。
だから、「パニック障害の病気は治療して半年から1年くらいで治ります」なんてネット記事で書いてあるのを見ると「うーん?」って首をかしげたくなる。
そんな簡単にはいかないものです。
自分を理解してくれる、味方になってくれる方が1人でもいるとだいぶ違うと思いますし、相性の合う心療内科の先生に出会えるかも大きいです。
体調が悪かったり、少しでもパニックに近い症状がでたらそれをそのままにしておくのが一番ダメだと思います。
何か体や心のサインがでたらそれは「助けてほしい」の合図。
私はそれを見逃したので、こんなに今こじらせているのだと実感しています。
2年半前の日記を見返したら、ほぼ毎日具合悪いことが記録されて
いました(笑)
「あー、自分はこんなに毎日具合が悪かったんだな・・・」と日記を見返して思ったところです。
最近の私はそこまでではないです。確実に良くなってきている、
そして、やっぱり今より良くなりたい!治りたい! と
自分では毎日思っています。
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