薬の減薬 ベンゾジアゼピン系 メイラックス

お薬のこと
薬の減薬

パニック症の症状が大体治まってきて、だるいやめまいなどの身体の不快症状は残っていたものの、メイラックスの薬はベンゾジアゼピン系なので長期に飲み続けるのは怖かった。

早めに減薬しようと最初から思っていた。

ベンゾジアゼピン系のお薬は急に飲む量を減らしたり、いきなり薬を飲むことをやめてはいけない。離脱症状がでるからだ。

わかってはいるが、自分がどのくらい量を減らせるのかは、自分の体で試してみて実験してみるしか方法はない。

減薬に正解はないからだ。

医者や医学書が言うには、まず1/2錠に減らし、よければまたさらに1/2錠を減らして・・・と言われる。

私の感覚からすると絶対これはない。

いきなり1/2は減らしすぎ。

ごくたまに、「1/2減らしたけど、なんともなかったよ。大丈夫だった」とかいう人がいるので、これもまた人によるけれど・・・。

私の場合は、2020年2月、まず今のんでいる量の1/3をカッターで削り、減らしてみました。メイラックスを飲み始めたのが2019年5月から。

飲み始めて9か月目のときです。

メイラックスは長期作用型の薬なので、減らして次の日、2日目、3日目ともなんともない。体調に変化なし。

大体5日~7日後くらいに、ガクーンと体調悪くなりました。

多分、離脱症状です。減らす量が多すぎたようです。

動けなくなり、ベットで寝込むほど。今まで体調がよかったので

明らかに減薬のせいだと思いました。

減薬中に一番むずかしいのは、本来のパニック症で具合が悪いのか、

薬を減らしたことで体調が悪いのが見極めが非常にむずかしい。

すぐにメイラックスを元の量に戻しました。それから体調が

戻るまで結構な時間がかかりました。2~3か月くらいかかったかと思います。

いきなりカッターで目分量で削り、減薬するのは危険だと思いました。

いま自分の飲んでいる薬の量を把握したい。

薬を計量できる秤を購入し、少しずつ削って減薬することにしました。

水に溶かす水溶液減薬という方法もあると認知していましたが、そもそも薬を水に溶かすことの抵抗感があり、自分は、はかりを使う減薬方法に決めました。

まず、メイラックス1mgの重量はホームページなどでは

1錠、重量0.1gと記載されていますが、何度はかっても

0.090gしかありません。(下記、写真あり)0.01gの誤差があります。

(減薬はこの0.01gが大きいのにー!)

https://p-dailylife.com/wp-content/uploads/2021/05/0.090.jpg

私の中では、1錠は0.090gを基準とし、0.045gがちょうど半分の半錠メイラックス0.5mgと計算することにしました。

自分が飲んでいるメイラックスの成分Xmgを知りたいときは、

自分の飲んでいる重量がいま0.045gだとすると、

1mg:0.090g=Xmg:0.045g

(↑1錠のメイラックス成分:1錠の重量=Xmg:今のんでいる重量)

このXの計算は→0.045g÷0.090g=0.5mg

(飲んでいる量)÷(1錠の重量)=Xmg(飲んでいる成分量)

X=0.5mg

なので0.045g飲んでいるときは、メイラックス0.5mgだと

判断できます。

そして減薬の経過は、、、

(最初スタート時に半分だと思っていた重量は0.048gありました、汗)

2020年9月 → 0.048g(メイラックス0.53333…mg)

2020年10月~12月 → 0.047g(メイラックス0.52222…mg)

2021年1月 → 0.046g(メイラックス0.511111…mg)

2021年2月~3月 → 0.045g(メイラックス0.5mg)

2021年4月 → 0.044g(メイラックス0.48888…mg)

2021年5月現在 → 0.043g(メイラックス0.47777…mg)

大体、1か月で1/1000g減らすペースです。

減薬すると大体1週間~2週間くらい体調が悪くなります。

そこから大丈夫になるまで安定させて2週間。

そしてまた減薬の繰り返しです。

体調が安定しない場合は、減薬した量をずーっと続けます。

(これをステイといいます)

2020年10月から12月は0.047gをずっとステイしていました。

なかなか体調が安定してなかったので。

薬を減薬して体調が悪いと感じていても、料理ができたり

スーパーに買い物にいける程度、動けるなら良しとします。

寝込むときや全く動けないときは、減薬の量が多いか、

ペースがまだ早いと考えています。

気が遠くなりそうな減薬ペースですが、少しずつ飲む量が

減っているのがうれしくもあります。

マイペースに減薬を続けていけたら、と思っています。

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